【創造表現学会学生企画】作家・大前粟生講演会「モノの声は聞こえる?」お知らせ

作家・大前粟生さんをお招きして、講演会&ワークショップ「モノの声は聞こえる?」を開催します。

 大前さんの代表作『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』をもとに、モノの声に耳を傾け、私たちを取りまく「人間以外の存在」について考えてみるイベントです。

 イベント前半は大前粟生さんによる講演会、後半は参加者のみなさんにもモノと対話することで簡単な文章またはイラストを書いてもらうワークショップです。

◆講演会&ワークショップ

(日 時) 12月13日(金)3限(13:30~15:00)
(場 所) 愛知淑徳大学長久手キャンパス232教室
(持ち物) 対話したいモノ ※ワークショップで使用します。

 あらかじめ、対話したいモノを持参してきてください。ぬいぐるみや人形、水や石や幽霊、なんでも大丈夫です。モノから聞こえる声に耳を傾け、文章にあらわしてみましょう。当日は、オンライン掲示板「Padlet」を用いて、匿名でみなさんのアイデアを会場全体で共有します。
(対話するモノを忘れてしまった場合は、運営のほうからお貸しすることもできます)


 今回のイベントに先立って、参考までに、2023年に映画化された『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』映画の上映会を学内で開催しています。
興味がある方は、あわせて参加を検討いただければと思います。

◆大前粟生『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』上映会

(日 時) 12月10日(火)5限(16:50~)(途中参加/退出可)
(場 所) 長久手キャンパスミニシアター 
(上映作品)金子由里奈監督『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(2023)

https://www.youtube.com/watch?v=fBorXbVqwOUU

映画を鑑賞したのち、有志で、感想会も行います。
(余裕があれば、小説版ものぞいてみてください)

(当日、質疑応答で抜粋しながら使用させていただきます)


大前粟生プロフィール

1992年、兵庫県生まれ。2016年、『彼女をバスタブにいれて燃やす』でデビュー。2021年『おもろい以外いらんねん』(2021、河出書房新社)で織田作之助賞候補。『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(2020、河出書房新社)が2023年に映画化。小説はもちろんのこと、短歌『柴犬二匹でサイクロン』(2022、書誌侃侃房)、児童文学『まるみちゃんとうさぎくん』(2022、ポプラ社)、絵本『ハルにははねがはえてるから』(2021、亜紀書房)など幅広いジャンルの創作を手掛けている。