イベントレポート「今と未来をつなぐ キャリアワークショップ」

12/9(火)、キャリア教育や共働き・共育てセミナーなどを行うNPO法人・育Qひろばの5名の方々をお招きし、「〜私はどう生きるか〜今と未来をつなぐキャリアワークショップ」が開催されました。
はじめに、本学の卒業生で現在はメーカーの事業企画部で活躍されている方から、新しいキャリアの考え方である「パーツモデル」についてお話しいただきました。

パーツモデルは、ロールモデルのように特定の相手の生き方すべてを参考にするのではなく、複数の人物の良いと思われるところをそれぞれ部分的にモデルにするという考え方です。
その例として、フリーランスや卸売業といった異なるキャリアや、結婚、出産、子育てといった異なるライフステージについてのエピソードを、順番にお聞きしました。その際にスマホを活用した質問ツールでは、フリーランスでの働き方や転職について関心を持つ学生が多く、今後のキャリアビジョンの参考にしていました。
次に、大学卒業後からある特定の年齢時まで、自分が望む生き方と望まない生き方について、ワークシートを用いて学生たちは考えました。グループの話し合いでは「学生時代に学んだことが思わぬところで活かせるかも?」、「円満退職したい」、「自分の理想を絶対形にしたい」といったような前向きな意見が多く見られ、これまで何となくだった自分の未来について、真剣に考える良いきっかけとなりました。どのグループも話し合いは大いに盛り上がり、時間ギリギリまでお互いの熱い思いを語り合っていました。
最後には「社会に出てからもキャリアについて考えることは続きます。迷った時には今日のことを思い出して、『今』と『未来』の言語化をしてみてください」とお言葉をいただきました。イベントが始まる前と比較しても、学生たちは、未来は不安だけではなく楽しいこともあるのだと実感しているようでした。
イベント終了後にも就職活動中の一部の学生が、エントリーシートを育Q広場の方々に見ていただく姿が見られました。ただ添削をされるのではなく「どんな夢があるのか」「どれぐらい熱意を持っているのか」と志望する企業に向けた思いを引き出していただき、自信を持った上で自分の魅力をアピールできるようにアドバイスをくださいました。
今回のイベントに参加した大きな収穫は、自らの考えを言語化することを通じて、ただ仕事に就くだけではなく、家庭や趣味といったプライベートとの自分なりの良いバランスを見つけることによって、人生はいくらでも豊かになると知ることができたことだと思います。
現在の考えがいつか変わったとしても、それは正解から外れたと言うわけではなくその時点がもう一度未来を見つめ直す時ということはではないでしょうか。90分という短い間ではありましたが、学生たちの就職活動だけではなく、人生という大きな未来について考える良い機会になりました。(文責:創作表現専攻3年 福原凜)




参加者から寄せられた感想を紹介します!
| 最初はキャリアを考えるなんて大変そうだと思っていましたが、このセミナーで将来のことを考えてみるのは案外楽しくて、キャリアって楽しく考えてみてもいいのかもしれないと思えました。このような貴重な機会をく ださってありがとうございました! |
| 来年から就職する自分が不安だった人間関係への対応の仕方や、今までの生活が就職後の自分にどう活きてくるかを実体験とともに聞いて、自分たちでも考える時間があったので、自分のキャリアプランの見直しとともに少し社会人になるのが楽しみになった。 |
| 働くことに対して不安がある人は誰でも参加するべきだと思いました。 |
| 私は仕事=お金、仕事=生活という固定観念が強いです。これは好きだけど、生活はできない。これはやってみたいけど、飯を食えない。将来に対してそう考えてしまい、一人で勝手に苦しくなってしまっていました。こうなりたい、こうしたらいいのではと思ったことを言葉にすることが怖くて、誤魔化して、茶化して、逃げていました。今日、自由に話をすることが出来て、とても楽しかったです。ずっと将来とか仕事とか、そういうものは、重くて苦しいものと思っていました。でも、少しだけフッと軽くなったような気がしました。今日、参加出来てよかったです。ありがとうございました。 |
| 今回のワークショップを通して、改めて働き方やキャリア形成の仕方は多様であるということを感じた。お金を稼ぐことだけが働く意味ではないし、自分の好きなことややりがいを感じられるように自分で動いていく必要があるということを思った。創作というのはなかなか仕事に直結できないものであると考えており、自分がどんな仕事に就けばよいかいまいち明確に考えることができていなかったので今回のお話はとても参考になりました。講師として来てくださっていた方々が会話を広げてくださったりどんな意見にも耳を傾け肯定してくださったりと、話しやすい雰囲気をつくってくださってとても嬉しかったしやりやすかったです。今後も自分のキャリアについて考えることがあると思うので、今回学んだことを活かしながらどんな人生を送っていきたいか改めて考えていきたいです。短い時間でしたがありがとうございました。 |
