清水良典ゼミ

ジャンル:現代小説創作

ジャンルは何であれ、ものを書くには長い時間がかかります。またそのあいだ孤独に耐えなければなりません。しかし、自分で満足できる作品を仕上げることができたとき、全ての労苦が瞬時に快楽に変わるのです。その快楽は人生の他のどんな快楽をも上回ります。文章を書く幸福を、いっしょに追求しましょう。

柳井貴士ゼミ

ジャンル:現代小説 創作・評論

自分の存在という一点を見つめてみると、そこからいろいろな関係(故郷、親子、友人、恋人…)、感情や思いが広がっていくでしょう。「愛、希望、自由、夢、足元をごらんよ、きっと転がってるさ」と先人も言っています。自分の足元を深く掘り泉を見つけよう(ニーチェ)、そこにある脈の流れを観察してみよう(柳井)。きっといろいろな物語に、あなたとつながる大切な物語に、出会えるでしょう。そこには「自分」以外との関係が必ずあります。「他者」、それは自分とは違うものを持った存在、その多様性に対していろいろ考えをめぐらせることで、自分が「深く」なるのでしょう。自分の存在と切れたところに生まれた言葉は表層を埋めるだけ。創作も文学研究も評論も、まずは「自分」と向き合うところから始め、多様な「他者」に接してほしいと思います。その手助けをしていきます。​

永井聖剛ゼミ

ジャンル:近現代小説 批評・研究

「学問の面白さ」に出会えるといいですね。私の場合、最初の学部四年間ではそういう経験を得ることはできませんでした。面白くなったのは二〇歳代後半から。しかしだからといって、最初の四年間は無駄だったわけではなく、この時期の(無目的に本を読むとか、映画を見るとか、旅をするとかの)蓄積があったからこその目覚めだったのだと思います。学問とはきっとそういうものです。そして、そのようにして身につけたものは、きっとあなたの人生を豊かにしてくれるはずです。​

酒井晶代ゼミ

ジャンル: 児童文学創作・研究

誰もがかつては子どもでした。でも、大人になった私たちは子どもの心や身体をまるごと追体験することはできません。一方で、ふとした瞬間に子どもの頃の感覚や心情がまざまざと呼び起こされる経験もまた、多くの人が持つことでしょう。子どもは遠いようで近く、近いようで遠い存在です。その子どもに文学の方法から迫り、言葉や物語を通して彼らと交信しようとするのが児童文学です。​

藤井誠二ゼミ

ジャンル: ノンフィクション文学・ルポ

ノンフィクションライターである講師の三〇年にわたる経験をベースにして、「取材して書いて、社会を知り、自分を見つめ直す」スキルを修得するための授業を実践的に展開します。​

「ノンフィクション」は好奇心と取材が不可欠です。知らない人に「取材」を通じて出会い、さまざまな人生を学び、学生自身に還元してほしいと思います。​

 参加学生の「学びたい」領域や関心分野を大事にしながら、講師とゼミ生で話し合いながら、学んでいくテーマを決めていきます。何を将来的に「表現」したいか迷っている履修者からは、その「迷い」をヒアリングしながら、本人に合ったテーマや教材等をさがしていきます。さまざまな教材を使って、ゼミ生の「好奇心」を耕していきたいと思います。​

劉永昇ゼミ

ジャンル: 雑誌編集・出版

「編集」とは社会の様々な事象・情報を編集者が自覚的に選び取り、新たな視点から社会に向けて提示する行為です。それがメディアに携わるうえで最も基本的かつ大切な姿勢でもあることを学びます。​

角田達朗ゼミ

ジャンル:戯曲創作・演劇研究

私がゼミ等で担当するのは演劇ですが、演劇に限らず映画・マンガ等、視聴覚表現全般に関心を持っています。​

 それぞれのジャンルの特性について考えたり、そもそも人から人へ何かを表現し伝達することはなぜ可能なのかと原理的に掘り下げたりするのが好きです。​

 そんな関心を共有できる皆さんと出会えることを楽しみにしています。​

刈馬カオスゼミ

ジャンル: 演劇演出・制作

演劇を中心に、フィクション・ドラマの特性や構造を学び、読解し、論じるための力を身に付けます。​

戯曲を読み、観劇し、日常的に演劇に触れるようにしましょう。​

2024年度刈馬ゼミ卒業公演
2023年度刈馬ゼミ卒業公演
2022年度刈馬ゼミ卒業公演
2021年度刈馬ゼミ卒業公演

小倉史ゼミ

ジャンル: 映像シナリオ・映画批評

映画を通じて世界を眺めてみよう​
映画の読み手、そして書き手になろう​

「見る」という行為は、ともすると受け身になりがちです。「思考」を置き去りにしても、ただ「見る」ということなら誰にでもできてしまいます。しかしながら、映像作品の背後には数多の作り手がおり、映像はそれらが絡み合って無数のメッセージを発しています。そうしたメッセージを「読み取る」ことにこそ、作品受容の醍醐味があると考えています。

小倉ゼミ気まぐれ上映会​

シミズヒトミゼミ 

ジャンル: デジタル漫画・イラスト創作

出版不況と言われ、近年は紙の漫画雑誌の休刊が相次いますが、それらは全て無くなったわけではなくwebへ移行したものも多々。漫画は紙ではなくデジタルで読む時代が着実に来ています。
更には、インターネットのお陰でどこかに属さずとも個人で世界に作品を発表できるようにもなりました。クラウドファンディングによる出資者と共に作品を作っていく流れも盛んとなってます。​
作品は作っただけでは何も始まりません。デジタル化が進む今、広がる選択肢から自分に見合う作品発表の場、共に見つけませんか?​

第3回合同卒業制作展覧会
第2回合同卒業制作展覧会
第1回合同卒業制作展覧会

 吉田朝香ゼミ

ジャンル: 漫画・イラスト創作

「絵を描く仕事がしたい」と一 口に言っても今や様々な仕事がある時代です。それは漫画家であったりイラストレーターであったりゲームの原画家であったりアニメーターであったり…そのどれにも共通して求められるのは作品の完成度であると思います。妥協せず完成度の高い作品を描き切ることは、今後の人生で必ず役立つものです。​
プロを目指す方はもちろんのこと、全く違う仕事をすることになったとしてもその経験、作品は絶対に自分を裏切りません。誰に見せても「お!すごいね!」と一目置かれるような作品を作る手助けができればいいなと思います。​
何かを作る、生み出すという行為は本当にワクワクして人生を豊かにしますよね。皆さんにはそういった「創造」することが好きな人達で集まって、お互いに切磋琢磨しながら素敵な作品を生み出していってほしいなと思います。​

第3回合同卒業制作展覧会
第2回合同卒業制作展覧会
第1回合同卒業制作展覧会