創造表現学会企画『炎上』展、報告レポート!

展示の様子

2025年2月3日(月)〜7日(金)、愛知淑徳大学 長久手キャンパスにて、創造表現学会企画「ネット炎上について考える 映像作品展『炎上』」を開催しました。

本展示は、現代社会における「ネット炎上」という現象に対し、創造表現学部メディアプロデュース専攻1年生4名が、個人的な体験や社会への問いをもとに、映像という手法で批評的に向き合ったものです。

会期中は学内外から約120名の方々にご来場いただき、学生たちの作品に対して多くのご意見やご感想を頂戴しました。

展示では、炎上と消費行動を結びつけたモンタージュ映像、文字アニメーションによって「言葉の温度」を探る作品など、異なる視点から「炎上」にアプローチした映像が発表されました。

初めての展示企画となった学生たちは、作品制作だけでなく、フライヤーや予算管理、会場設営、空間演出に至るまで、自らの手で作り上げました。互いの意見のすり合わせに苦労しながらも、丁寧な対話を重ね、納得のいく形を作り上げたことは大きな学びとなったようです。

本展示で作成したフライヤー
3Dデータを用いた展示構成の検証

展示を終えた学生たちからは、
「制作と空間演出の両面で学ぶことが多かった」
「自分の思いを形にする難しさと楽しさを実感した」
「他者と協働することで新たな視点が得られた」
などの声が寄せられました。

ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
今後とも、学生たちの挑戦にあたたかくご注目いただければ幸いです。

展示の詳細は、以下の報告書からもご覧いただけます。
映像作品展『炎上』報告書(PDF)はこちら