溝渕久美子ゼミ
映画鑑賞と映像分析を通し、映画をストイックに追究するゼミ
まず溝渕ゼミ3年の方へのインタビューから。
――お名前をお願いします。
飯盛さん(以下、同) 飯盛 涼加です。
――所属ゼミの紹介をお願いします。
主に映画鑑賞をし、その映画の分析を行っています。
卒業課題は論文か、今までに鑑賞してきた映画を元に、自分で映画の台本を制作するかの二択です。
私はホラー映画について研究したいと考えているため、今は溝渕先生と一緒に映画を鑑賞し、レジュメを作成して翌週に提出しています。
また、ホラー映画がなぜ怖いのかを、先生が持ってきてくださった資料や映像を見て学んでいます。
――ゼミの雰囲気はどんな感じですか?
3年生は私1人だけなので、溝渕先生と1対1でゼミを行っています!
溝渕先生が授業開始次第、すぐに映画を再生できるよう準備してくださっており、授業時間内は、ほぼ映画鑑賞という感じです(笑)
――ゼミの自慢話はありますか?
私が学びたいことを伝えると、溝渕先生が最適な映画を用意してくださいます。
大学の授業時間を使い、集中して映画鑑賞ができることはすごく贅沢な時間の使い方だなと感じており、充実した時間を過ごせています!
――ゼミで学んだことや、学んでいることは何ですか?
現在は映画鑑賞をしています。
前期は、先生が持ってきてくださった映画論などの本を読み、それを元にした資料を作成して、プレゼンをしました。
これらを通して、映画のプロットの作り方やカメラの使い方、ホラー映画がなぜ怖いのかという専門的なことまで学ぶことができました。
ここまで学べるのは、3年生が私1人だからこそだと感じます(笑)
――ゼミでの思い出は何かありますか?
集中して鑑賞できるので、ゼミで鑑賞した映画の内容がそのまま思い出になっています。
卒業後見たときに、ゼミの思い出として思い出すのかなと感じています(笑)
――溝渕先生の好きなところ、面白いところはありますか?
何を質問しても優しく答えてくださるところが好きです。
溝渕先生は知りたいことを本当に詳しく教えてくださいます。
また、溝渕先生が自ら執筆された小説を読ませていただいたことがあり、とても面白かったです。学びたいことを手厚くサポートしてくださるので、安心して色々学ぶことができます!
――1番好きな課題を教えていただきたいです。
今はまだ制作はしていないです。
――溝渕ゼミに入ったきっかけは何ですか?
もともと映画にとても興味があり、沢山ゼミがある中で映画を学ぶならこのゼミだと感じたことがきっかけでした。また、映画について学べるゼミは他にもあるのですが、映画鑑賞に焦点を当てていたことも1つの理由です。
――溝渕ゼミに所属する前に取っておくと役立つ授業はありますか?
「映画論」がおすすめです!
以前、「映画論」を取ったことで映画に興味を持ちました。
興味を持つという点では、様々な授業を取るのが良いのではないかなと思います。
――実際、溝渕ゼミに入って感じたことはありますか?
このゼミに入って良かったということです。
私が理想としていた、映画鑑賞という形で学びたいことを学べるからです!
溝渕先生と1対1の授業が非常に楽しくて、こんなに楽しんでいて良いのかなと心配になってしまいます(笑)
以前、先輩が卒業論文を制作するためにいらしたのですが、その際に論文の書き方を先輩から学ぶことができ、制作の面でも安心だなと感じました。
――最後に、これからゼミに入る人たちへメッセージをお願いします!
映画が好きな人なら誰でも楽しめると思いますし、溝渕ゼミに入って絶対に後悔しないと思います!入る前に映画に関する授業を沢山取っておくと、ゼミに入ってからの学びがより良いものになると思います。
――はい、ありがとうございました!
つぎに溝渕ゼミ4年の方のインタビューです。
――お名前をお願いします。
市川さん(以下、同) 市川 壮大です。
――所属ゼミの紹介をお願いします。
主に映画の映像分析をやっています。シーンを一つ一つ切り取って、背景に映る主人公が抱える問題や気持ちなどをシーンから汲み取って分析する感じです。期末の課題だと自分の好きな映画などを持ってきて、映像分析をして先生に提出する感じです。
――ゼミの雰囲気はどんな感じですか?
先生がとても真面目な方なので、学生主体ですが楽しむよりかは映画についてみんなで勉強するという感じで、結構硬い雰囲気です。ゼミメンバーは10人ぐらいで、基本的に3年生は発表形式で授業が進んでいきます。半期に2回くらいある担当週までに、映画の指定された箇所までを鑑賞します。また、4年生の前期は卒業論文の進み具合を2週に1回のペースで発表して、後期は自分で卒業論文を進めていきます。卒業論文は仮提出をして先生が見直しをしてくださるので、他のゼミに比べて期日がとても早いです(笑)。
そして、半期に1、2回くらいの頻度でお菓子を食べながら好きな映画を語る時間があります。その際は学生が勝手に話してお菓子を食べるので、和気あいあいとした雰囲気でみんなと仲良くなれます。
――ゼミの自慢話はありますか?
卒業論文を先生が頻繁に確認してくださるので、目処が立った研究ができ、基本的に良い感じのペースで進めることができます。夏休みの課題などで、2000字のレポートを書くこともあるので、レポートに慣れやすいのかなって思います。
――ゼミで学んだことや、学んでいることは何ですか?
主に映像分析を学んでいます。
また、卒業論文の研究でアンケートを取り、人から情報を集めることが興味深いなと感じました。それが就職活動のきっかけとなり、4月からは記者のようなことができる新聞の会社に就職します。そこはこのゼミに入っていて良かったなと思ったところですね。
――ゼミでの思い出は何かありますか?
先生も毎回参加され飲み会を学期末にやったりしています。また、この間は参加できる人だけでユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ行きました。
――溝渕先生の好きなところ、面白いところはありますか?
2000字ぐらいのレポートの期末課題を提出すると、アドバイスが全ての紙に書いてあり、すごい愛があるなと思いました。とても丁寧で、一文一文全部読んでるんだと思いましたし、個人的に嬉しかったなって思います。
――卒業プロジェクトのテーマや内容を教えていただきたいです。
Netflixなどの配信サービスが流行っている中で、映画館に行く人の増減傾向を研究しています。300人ぐらいの学生にアンケートを取って、グラフなどにまとめると達成感があり、とても嬉しくなります。
3年生の夏休みの課題で「ゼミのテーマを大体決めましょう」みたいなのがあり、4年生の前期に参考文献や構成を考えて、4年生の夏休みの課題に「ある程度卒業論文書こうね」みたいな感じで、みんな3000~4000字ぐらい書きました。
――溝渕ゼミに入ったきっかけは何ですか?
割と浅はかで、第1期生としてちょっと入ってみようかなって思ったからが正直なところなんです(笑)。映画もたまに友達と観に行っていて、面白いかなと思って入りました。
――溝渕ゼミに所属する前に取っておくと役立つ授業はありますか?
溝渕先生は「映画評論b」をやっているので、それを取ってみて先生と合う人が入ればいいのかなと。人柄が重要ですね。
――実際、溝渕ゼミに入って感じたことはありますか?
3年生終わったあたりぐらいから慣れてきて、割と自由な感じでやらせてもらっているので、楽しいです。
――最後に、これからゼミに入る人たちへメッセージをお願いします!
今の3年生が1人で先生も困っていると思うので、入ってくれた方はすごくありがとうって言いたいです。真面目な方はどんどん入ってきてください!発表はあるけれど、引っ込み思案な子でも大丈夫だなと感じられるゼミではあります。あと、映画が好きな人も良と思います。
結構、映画好きな人もゼミにいて、人それぞれ好きな映画が違うので自分では見ない作品を見られるのは間違いないです。マニアックな映画も見ることできますよ(笑)。
――はい、ありがとうございました!
溝渕ゼミの内容をもっと知りたくなった場合は、学部のウェブサイトもご覧ください!
https://souzou.aasa.ac.jp/momp/溝渕久美子ゼミ
[3年生]
取材日:2023年11月17日(金)
場所:アトリエ(アネックス)
取材担当:
インタビュー、記事=永田芽唯(1年生)
記事校正=長谷川果穂(3年生)
写真撮影=杉本琴亜(1年生)加藤百華(4年生)
写真補正=杉本琴亜(1年生)
※学年は2023年度のもの。
[4年生]
取材日:2023年11月9日(木)
場所:アトリエ(アネックス)
取材担当:
インタビュー、記事=加藤百華(4年生)
記事校正=長谷川果穂(3年生)
写真撮影、写真補正=杉本琴亜(1年生)
※学年は2023年度のもの。