ゼミで学ぶ専門テーマ

山田亘ゼミでは、まだはっきりとした姿が見えない「自分が伝えたい・形にしたい何か」や、元々持っていた自己の興味や関心を、主に写真や映像、それに加えてサウンド、マガジン、文字などのメディアを活用した表現を通して明確にしていく方法を探求します。また多様なメディアを組み合わせた企画を考案し運営することを、国内外の写真フェスやイベントなどへの参加などを通して実践的に学びます。


現代メディア社会と、ゼミの専門領域

現代の写真や映像は、単独で完結するものではなく、他のメディアやネットワークと密接に関連しています。ゼミでは、国内外の多様なクリエイターの試みを学び、写真・映像などのメディアが現代社会でどのように活用されているかを理解します。これにより、メディア社会における表現の役割や影響力、社会の中でどのように機能しているのかなどの仕組みを考察します。


専門性を身に付けるために

ゼミでは、写真撮影や映像制作の技術向上を図るとともに、ライティングや編集技術の基本なども習得します。さらに、作品制作のプロセスを通じて、企画立案やプロジェクトの実行力を養います。自己の専門性を深め、表現者としてのスキルを高めるために、機材・ソフトウェアの使いこなしや、自主的な制作姿勢が求められます。


ゼミを通して学んでほしいこと

ゼミを通じて、以下の点を学んでほしいと考えています:
●自己の興味や関心を具体的な形にする方法 
●多様なメディアを組み合わせた表現の可能性 
●作品を通じたコミュニケーションの重要性 
●プロジェクトの企画・実行力・実現力

これらを通じて、創造的な表現者や、社会の中で実際に機能し、実行可能な企画を生み出すための基盤を築いてほしいと願っています。


卒業論文・卒業制作の例

ゼミでは、以下のような卒業制作が行われると想定しています:
●写真や映像を用いたアートプロジェクトの企画・実施 
●写真展や映像作品の制作・発表 
●メディアを活用したイベントの企画・運営 

これらの制作を通じて、実践的なスキルと経験の成果を発表していただきます。


羽ばたく卒業生

ゼミ卒業後は、以下のような領域での活躍が期待されます
●写真家や映像作家としての創作活動 
●メディア関連企業・一般企業内部での企画・制作業務 
●アートプロジェクトのプロデュースやキュレーション 
●国内外での展覧会やイベントの企画・運営

ゼミで培った表現力と実践力を活かし、多様なフィールドでの活躍を期待しています。